原産国 |
ドイツ |
分類 |
トイ (AKC)
トイ(KC)
第5グループ(JKC) |
ルーツ |
牛や羊を集める番犬として活躍していた大きな犬を、東欧のポメラニアン地方で小型化された。極地地方のそり犬と同族で、サモエドやチャウチャウ、エルクハウンドなどとも血縁関係があり、北方のそり犬のグループであるスピッツ族の一員だと思われる。18世紀以降、小型犬が流行ったことから、小型の犬どうしを交配させ、現在の大きさに改良した。 |
出産数 |
JKC 16,315頭(全犬種中 8位)2004年
AKC 21,269頭(全犬種中 13位)2004年 |
体高 |
♂20〜25cm ♀20〜25cm |
体重 |
♂1.8〜3.2kg以下 ♀1.8〜3.2kg以下
|
毛質 |
ダブルコートで、上毛は粗いが下毛は柔らかく絹状。まっすぐで飾り毛が豊か。豊富で美しく開立っている。
|
色 |
すべての単色に陰り、白と単色、セーブル、ブラック&タン。
|
特長 |
小型で短胴、被毛は豊富で美しく開立し、尾はふさふさと巻き背中に負う。
|
性格 |
利口で機敏、陽気で友好的。何にでも興味を持ち、好奇心が強いため、やや騒々しく、興奮しやすい性格。プライドが高いが、飼い主には素直で従順。あらゆる気候や環境の変化にうまく順応できる。不審なものに対して警戒するので、小さな体にもかかわらず、勇気にあふれた有能な番犬でもある。よく吠えるので、うるさい。
|
飼育ポイント |
そばに置いて密に付き合うことで、よさが引き出せる。無駄吠えをさえないこと。
|
病気 |
■歯突起の形成不全
■動脈管開存症、低血糖
■膝蓋骨・肩甲関節の脱臼
■器官虚脱、停滞睾丸、流涙症
■ホルモン障害(脱毛を生じる)
最小型の犬種(トーイ犬)に共通の問題として頭骨の泉門が開いている ( 頭部に衝撃を与えてはいけない)、膝蓋骨の脱臼、停滞睾丸、低血糖、気管支虚脱などの問題をもつ。ホルモンを作る酵素が先天的に欠けており、毛がまとまって抜けたり皮膚が黒化することがあります。長命で15〜16年生き、老いてくると人間のように歯、心臓、肝臓から衰弱します。気管支虚脱は肥満の子に多く見られ、太ることにより、気管支が狭まり、興奮すると呼吸困難となり窒息に至りますので肥満にはご注意下さい。 |